旬なものを食べる
*コラム*
旬なものを食べる。
最近ではこの言葉が大変心に染みております。
「初ものは縁起が良い」
「初ものを食べると75日生き延びる」
まだまだ栄養学のない時代に伝え継がれてきた
無病息災を願う先人たちの知恵。
古くから私たち日本人は
四季折々の食材を上手に取り入れ
体のバランスを整えてきました。
「春には苦味を盛れ」
山菜や野草を食べて、冬にたまった老廃物を外に出せ。
「暑い夏には色濃く育った夏野菜」
体を冷やし暑さを和らげ、夏に負けない強い体に整える。
「秋になったら魚を食べろ」
寒さに備えて油を摂れ。
「冬になったら根菜だ。」
体を芯から温めて冬の厳しさ乗り越える。
陽の光りを浴びる事
自然の恵みを全身で感じる事
旬の食材を食べる事
こんな当たり前の事で
驚くほど心と体に変化が訪れる。
疲れたら原点回帰。
旬の食材をとりいれる。
今日も自然の恵みに感謝して
心を込めて「いただきます。」